
予防歯科
丁寧で適切な治療で、歯を長く守ります。
虫歯が進行し、歯の神経(歯髄)にまで炎症が及んだ場合に行うのが「根管治療」です。
根管治療には主に2種類あります。
① 抜髄(ばつずい)
虫歯などが原因で神経が炎症を起こした場合、神経を取り除き、歯の内部(根管)をきれいに清掃・消毒する治療です。
② 再根管治療
一度治療を行った歯が再び炎症を起こした場合に、被せ物を外して、もう一度治療をやり直す方法です。
根管治療で神経を失った歯は、健康な歯と比べてやや脆くなることがあります。
そのため、小さなヒビが入りやすく、そこから細菌が入って炎症につながることも。
だからこそ、治療後の歯を守るためには、丁寧で適切な根管治療が必要なのです。
根管治療は繊細で高度な治療ですが、丁寧に行うことで歯の寿命を延ばすことができます。
「最初の1回をしっかり丁寧に行うこと」が、その後の歯の健康に大きく関わります。
当院では、
●必要以上に歯を削らないこと
●根管内の神経・細菌をできる限りきれいに取り除くこと
この2つを徹底することで、再治療のリスクを減らし、ご自身の歯をより長く守ることにつながります。
状態によっては抜歯が必要になる場合もありますが、適切な根管治療を行うことで歯を残せるケースも少なくありません。
当院では「できる限り天然の歯を残す」ことを大切に考えています。
根管治療は歯を守るための大切な一歩です。
痛みや不安がある方も、まずはご相談からでも大丈夫です。
一緒に、あなたの歯を長く健康に保つ方法を考えていきましょう。
※破折、根尖病巣の状態によっては抜歯の診断とさせていただくことがあります。
※保険診療も行っておりますが、材料等、機材の関係で自費での治療をお勧めする事がございます。