患者様に寄り添い、治療だけでなく生活習慣のアドバイスまで行います。

歯周病とは?

歯周病は歯の病気というよりは、歯の周りの組織が歯周病菌により破壊されてしまう疾患です。日本国民の歯周病有病率は非常に高く、25-65歳で約80%となっています。

歯周病は痛み等を伴うことが比較的少なく、進行していても気づきづらい病気です。早期発見早期治療がとても大事となり、治療が遅れると歯を失う原因となります。

歯周病は生活習慣の改善で予防ができる疾患です。

歯周病の合併症

近年歯周病による合併症として以下の関連が分かっており、注目されています。

■ 狭心症、心筋梗塞
心臓に血液を送り込む動脈が詰まってしまうことにより、心臓が虚血状態となり、最悪の場合死に至る疾患です。
近年の研究で歯周病菌が血管を詰まらせる原因となっていることが明らかになり、医科からも口腔ケアの以来が増えています。

■ 脳梗塞
脳血管が詰まってしまい、脳の各部位に障害を起こす疾患です。
近年の研究で歯周病菌が血管を詰まらせる原因となっていることが明らかになり、医科からも口腔ケアの以来が増えています。

■ 糖尿病
糖尿病にはⅠ型とⅡ型があり、歯周病との関連では生活習慣病である、Ⅱ型糖尿病との関連が大きいことが分かっています。
歯周病患者は糖尿病を悪化させ、糖尿病患者は歯周病を悪化させることが分かっています。
歯周病の治療で糖尿病の検査値の改善に非常に効果があることが分かっています。

 

治療について

最新の治療法を導入し、患者様に提供できるよう心がけています。
新しく開発された治療機器なども本質的に必要なものは積極的に取り入れるようにして、最新の治療環境を提供できるよう心がけています。

治療終了後は、3DSというプロフェッショナル・クリーニングとむし歯、歯周病予防処置を兼ねた定期的なメンテナンスを行っています。

被曝の少ないCTレントゲンや手術用顕微鏡などの最新機器を用い、日々診断診療にあたっております。当院では積極的に最新機器等の導入や、最新の材料や技術の修得に努めております。

患者様が納得して選択できるように、患者様のライフスタイルや価値観を考慮して専門的な立場からの助言・説明を丁寧にするよう心がけています。

自己診断ポイント

■ 口腔内が粘つく
■ 歯ブラシに血の味がすることがある
■ 口臭を指摘された(自分で気になる)
■ 歯が揺れ動いている気がする